履歴書は記入ミスや不注意に気を配る
履歴書は、名前、生年月日、住所等、学歴、資格などの個人情報をありのままに記入するものです。
したがって、不注意や記入ミスには十分気をつけて丁寧に作成する必要があります。履歴書は面接官が採用するまでずっと保持しており採用に影響する大事な書類なので、適当に作成せずに丁寧に作成する必要があります。
履歴書は鉛筆やカラーペンを使用せずに、黒のペンで読みやすいキレイな字を心がけましょう。また、最近ではワードやエクセルなどのデータで作成することが一般的となっているのも特徴です。
写真は第一印象として大きな影響を与えます。よって派手な服装は避け、スーツなどのふさわしい服装で、意欲が見える表情で写るにようすると好印象がもたれます。
年収アップのコツ
薬剤師は他の職種と比べると給与に恵まれていますが、薬剤師は管理者としての管理薬剤師になると出世はもう頭打ちとなってしまう場合が多くなります。
そこで、少しでも現状の給与を改善する方法を考えてみたいと思います。
まず勤務地で考えてみると、たいてい東京や大阪の平均収入が高く感じますが、実際は高くないのが現実です。これは、都会では多くの薬剤師がいるので多少低い給与でも需要があるからです。しかし、人口がすくない地方などでは薬剤師の数が足りておらず待遇も高くなる傾向があります。
次に、勤務先で考えてみると、大手製薬会社では平均８００万円ほどの年収になるといわれています。薬剤師の平均年収が５００万円程度なので給与の高さが一目瞭然です。ただし、研究職よりも営業職などの求人のほうが多いの点を考慮する必要があります。
また、調剤薬局や病院よりもドラッグストアの店長クラスでれば、より高い収入がもらえる場合も多く見受けられます。
関連資格の取得で年収アップ
薬剤師としてのキャリアップを兼ねて関連資格を取得していると、役職や資格手当てなどで給与が高くなる傾向があります。
まず、医学・薬学の高度化に伴い、高度な知識や技量、経験を持つ薬剤師を育成するため、様々な認定薬剤師・専門薬剤師資格があります。
代表的なものとして「研修認定薬剤師」、「特定領域認定薬剤師」、「専門薬剤師」などがあります。
たとえば、専門薬剤師を取得すれば、がんのような特別な病気専門の薬に関して高い知識を持っていると認めらえます。
他にも、糖尿病を指導する資格として「糖尿病療養指導士」や「サプリメントアドバイザー」なども薬剤師の資格や知識とあわせて有効に利用できます。
２０１２年からは薬学部が６年制に移行して初の新米薬剤師が誕生しています。薬学部の増加もあり今後は薬剤師不足は解消されていきます。
これからは、質の高い薬剤師が社会で求められてくるので、他の関連資格を取得しよりプロフェッショナルになることでニーズも高まり待遇アップも期待できるでしょう。
