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薬剤師として病院で働く選択もあり、調剤薬局や一般企業などから転職している人も多くいます。
ただし、総合病院など規模の大きい病院では対象年齢を30歳までと制限していることが多く見受けられるので注意が必要です。
いっぽう中小規模の病院またはクリニックであれば、年齢に関係なく転職することが可能です。
病院の種類によって業務内容も異なっており、急性期の患者さんを扱っている病院では症状にあわせた処方が必要になってくるので、刻々と変化する処方箋の内容や薬の種類に対応する必要があります。
いっぱう慢性期の患者さんをケアする病院であれば、処方する内容がほぼ変化しないので比較的落ち着いて業務をこなすことができます。
病院薬剤師はカルテなどを利用し患者さんと対面しながら服薬指導を行なうため、薬局勤務よりも患者さんと密接に関わり臨床医療に携われる魅力があります。
ただし、勤務形態は4週8休となるため、夜勤や日直当番があり勤務時間も長くなり勝ちです。年収も薬局などに比べると低くなる傾向があります。
また、求人票を見るときは「院外処方病院」かどうかの確認をおこなってください。院外処方病院であれば外来患者さんの処方業務をする必要が無いので、より服薬指導などの病棟勤務に関与できる可能性が高まります。
病院薬剤師の案件は、欠員補充の場合が多いので競争率は高くなります。よって、非公開求人案件で扱っている転職サイトが多いので登録して確認することをおすすめします。